カシオ計算機株式会社
カジュアル面談の進め方とポイントとは?
2か月で2名の採用に成功した事例を紹介します。
結果的に、2カ月で2名の採用に成功。
ここまでのスピード感で採用成功に至ることはなかなかありません。
どのようにして採用成功に至ったのかを、
部長の東別府様、グループマネージャーの亀田様、お2人にお伺いしました。
プラン内容
- 採用戦略支援
- ダイレクトリクルーティングの代行
プロ人事
Q.今まではどのような採用手法でしたか?
亀田
カシオ計算機では、これまで新卒採用をメインとした人材確保を行っていました。
途採用は部署から人事部に希望を出し、人材紹介を利用して採用活動を行うというやり方でした。
今回募集を行ったインキュベーション部は2023年4月に設立され、今までと同様に人材紹介を利用して中途採用を行う運びとなりましたが、なかなか良い人材に巡り合えず苦戦していました。
というのも、今回募集した人材は、ゼロベースでの商品(ハード)やサービスのアイデア創出、企画立案、事業戦略立案…のように幅広いお仕事内容をお任せすることになるのですが、指標となるスキル名がないので本当に探し辛く、定量的に判断できなかったからです。
そこで、今回初めて利用したのが「Eight Career Design」。知ったきっかけは、たまたま参加していた人事関係のイベントです。そして、Eightさん経由で採用代行を行っているプロ人事さんを知ることになりました。
プロ人事
Q.採用代行と聞いて、どう思われましたか?
亀田
採用代行という仕事があることを全く知らなかったので、単純に興味を持ちました。
今回利用して感じたことは、我々のように事業部ごとに採用をしている場合はとても合っているということ。「Eight Career Design」というサービスはあるけれど、それを使いこなせない。通常の業務を行いながら採用も並行にとなると、どうしてもおろそかになってしまう。今回、プロ人事さんにお願いすることでサービスを使いこなしてくださり、プロセスに乗せて隙間を埋めてくれるという流れがとても良かったです。
プロ人事
Q.今回採用に至った方はどのようなご経歴でしたか?
東別府
1人目は20代後半。
大学卒業後、大手旅行会社で6年ほど働かれていました。その後、転職した企業でも旅行や観光系のサービスを扱う部署で営業職として働かれていた方で、すごく素敵な方です。やる気もあるし、話も上手い。さすが営業経験者だなと感じました。
ただ、この方は並行して、自身で起業し副業もされていました。
そのような中で、副業だけではなく本業としても「新規で創造していく経験がしたい」と思っていたところに今回のスカウトメールが届いたようで、カジュアル面談ではとても話しが弾みました。
2人目は40代の方。
実は転職してまだ3ヵ月目で、試用期間中の方でした。そういったこともあり、この方も本当に話しを聞いてみるだけといったスタンスから、カジュアル面談が始まりました。
経歴としては大手メーカーを数社経験されている方でした。この方はどの会社でも自分のやりたいことが常にあり、一つずつ叶えてきたとの経緯をお聞きし、また、大手メーカーでの新規企画立上げの経験もあるとお聞きし、聞けば聞くほどマッチング度がとても高く驚きました。
今回採用したお二方だけでなく、「Eight Career Design」では、まずはカジュアルに話してみませんか?というところからスタートするので、転職意欲がものすごく高いわけではない方もいらっしゃいます。今回はそれが功を奏しました。カジュアルに話してみたら思ったよりも良かった。少し話を聞いてみるつもりが、思っていた以上にニーズにマッチしていたことから実際に転職してくださり採用に至ったのです。
プロ人事
Q.面接ではどのようなことに気を付けられていましたか?
東別府
喋り方や振る舞いはもちろん見ます。
表面上の言葉を使っていないかどうかなど、人間力の部分はできるだけ意識して見るようにしています。
他には、今まで経験してきた仕事の中でどんなことが大変だったのかを聞きます。どのような部分を大変に感じるか、どうやって成し遂げたのかを聞くと、企画開発を進める中で、全てに携わったことがあるのか、一部分にしか携わったことがないのか。そのようなことが分かるため、聞くようにしています。
逆に、「我々も企画でこんな苦労をしていて…」と、こちらの話も本音で語っていました。面談というよりも、お互いの悩み事を話す会みたいになっていましたね。企画マン同士が繋がる場は意外とないので楽しかったです。それこそ展示会で名刺交換をしても、最初から苦労話をしようという流れにはならないですからね。
プロ人事
Q.採用代行を検討している企業様へひとこと
東別府
今回利用した「Eight Career Design」では、名刺情報だけでピックアップをする必要がありました。よくあるダイレクトリクルーティングのピックアップも大変だとは思うのですが、名刺情報だけとなると情報量も少なく、企業名や部署名で判断しないといけないケースがほとんどです。会社名だけ見ても我々では何をしている企業なのか分からないため、調査・検索に時間がかかってしまいます。
今回はプロ人事さんにピックアップをしてもらった中から2重チェックをする流れで進めたのでスムーズでしたが、サポートいただかなければこんなにも上手く行かなかったのだろうなと思います。
他社のことを知らないのであれば、そこはプロの方にお願いした方が絶対に見つけやすくなる。頼んでいなかったらどうなっていたのか…と、思います。
求職者との連絡も、プロ人事さんに任せた方が良い場合もあるかと思います。メッセージ1つでもコミュニケーション力がいりますし、意外と時間がかかりますので、やはり手伝ってもらうべきですね。